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沖永良部島の人気海水浴場ワンジョビーチに海の家「ワンジョイ」

ワンジョイのフードカウンターに立つ齋藤さん(左)と後藤さん(右)

ワンジョイのフードカウンターに立つ齋藤さん(左)と後藤さん(右)

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 沖永良部・和泊町畦布(あぜふ)のワンジョビーチに7月17日、海の家「ワンジョイ」がオープンした。週末にはチラシやSNSで噂を聞きつけた親子連れを中心に海はにぎわい、マンゴーかき氷や看板メニューのローストビーフ丼に舌鼓を打った。

看板メニューのローストビーフ丼とワンジョビーチ

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 店を切り盛りするのは齋藤優子さんと後藤健太さん。豊富なフードメニューは、カフェの経営経験があり、料理店で7年修業したという後藤さんがレシピを考案。メニューは、かき氷(200円)、ローストビーフ丼(700円)、三枚肉カレー(500円)、メキシカンタコライス(600円)、焼きそば(並盛400円、大盛り500円)、本格グリーンカレー(600円)など。「ご飯の種類が多い」と驚く客も多いという。齋藤さんは普段の様子について、「子どもが多く、高校生たちが放課後によく来る。暑い中続けられるのは彼らが喜んでくれているから」と話す。

 同店には、バルーンアスレチックが置かれたキッズスペースも併設。オープンに合わせて店主の市来武次さんが購入した。「せっかくの夏休みなのに子どもたちはコロナ禍で島外に出づらく、楽しみが減ってしまった。屋外で、少人数で遊べるならリスクは少ないと考えた」と話す。利用料は1人1時間200円。営業期間終了後は保育園などへの貸し出しを予定しているという。

 沖永良部島は島内に浜が100以上あるといわれるが、尖った岩礁が多いためけがをすることも多い。その中でもワンジョビーチは岩礁が少なく白浜が広がり遠浅のため、太陽光を受けた海底がエメラルドブルー色に見えることで、島内の海水浴場でも定番の観光地として知られる。

 コロナウイルスの感染拡大の中、同店はオープンエアの店舗で、マスクや消毒など感染対策を徹底して営業しているという。海水浴客たちは広々とした海で浮き輪につかまって漂ったり、シュノーケリングをしたりと夏を楽しんでいる。

 営業時間は12~19時(天候により早期閉店あり)。9月5日まで。

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