ゴールデンウイーク恒例の闘牛大会の最後を締めくくる「第2回こどもの日フェス」が5月5日、徳之島なくさみ館（伊仙町目手久）で開催され、闘牛ファンや家族連れなど約3000人が会場に押し寄せた。

フリートークでのひとコマ

　同大会は昨年から開催されており、2回目となる今回は、徳之島にゆかりのあるお笑い芸人コンビ「紅しょうが」がオープニングを飾った。熊本プロレスさんは、祖父母が徳之島町花徳出身。昨年、「女芸人№1決定戦THE W」で優勝し、過密スケジュールの中、徳之島での漫才を敢行した。ライブの後半のフリートークでは、地元の子どもたちとかけ合いながら会場を沸かせた。

続いて「MONGOL800」のボーカルで、「ウクレレジプシー」ことキヨサクさんがソロライブで、同バンドのヒット曲「小さな恋の歌」「琉球哀歌」を熱唱し観客を魅了した。ステージの最後でキヨサクさんは「今年7月にバンドでまた徳之島に戻ってくる」と徳之島公演が決定したことをサプライズ発表し、会場は大いに盛り上がりを見せた。

　会場を訪れた30代女性は「ゴールデンウイーク中、子どもを連れていけるイベントが少なかったのでとても楽しみにしていた」と話していた。

　ステージ後の闘牛大会では8試合が組まれ、ゲストの2組も客と観戦し会場を沸かせた。